血液の中には3つの血球(赤血球・白血球・血小板)がありますが、この血球が作られる過程でがん細胞(白血病細胞)が作られ、血液や骨髄で増え続けていきます。
白血病は血液がんのひとつです。急速に進行する急性白血病と、ゆっくり進行する慢性白血病に分けられます。
日本では、2015年国立がん研究センターによると人口10万人あたり、男性で11.6人、女性で8.0人の割合で白血病と診断されております。
かつては治療法がないと言われておりましたが、医療技術の発達で化学療法や骨髄移植等により、治癒または長期間生存できる可能性が高くなりました。
白血病は血球検査でほぼ確実に診断できる病気と言われております。
詳しく診断する場合は、骨髄から組織を採取して検査を行う骨髄穿刺(こつずいせんし)と呼ばれる検査を行います。骨髄穿刺とは、針を刺して骨髄の組織を採取する方法のことです。
白血病を発症すると、正常な血球が減少することによる様々な症状が見られます。
主な症状は下記の通りです。
主な症状 |
息切れ・動悸・倦怠感・あざ・出血斑・鼻血・貧血・発熱・腹部の腫れ・しこり・痛み・歯茎の腫れや痛み・腰痛・関節痛・頭痛・吐き気・嘔吐・リンパ節の腫れやしこり など |
白血病は血液検査等で見つかることも少なくありませんが、慢性白血病の場合は症状がほとんど表れないこともあり、早期診断が難しい病気です。
急性白血病の場合は進行速度が速いため、いつもと違う症状に気づいたら直ちに医療機関を受診するようにしてください。
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