子どもに多い病気マイコプラズマ感染症とは？

マイコプラズマ感染症は飛沫感染や接触感染によって移る感染力の強い病気です。主な症状としては咳・痰・倦怠感・発熱・頭痛などがあります。風邪の症状に似ており、5～14歳に発症例が多い病気です。

概ね発症してから5～7日ほどで症状が治まりますが、肺炎（マイコプラズマ肺炎）を引き起こして重症化するケースもあります。

マイコプラズマはRSウイルスなどの風邪や気管支炎のような症状と似ており、区別が非常に難しいことで知られております。冬の時季に増加する傾向があるため、インフルエンザとも間違われることがあります。

感染経路は風邪やインフルエンザと同じになるため、マスクの着用や手洗いなど一般的な感染予防が求められます。

マイコプラズマに感染した場合は一般的に抗生物質で治療しますが、効果のあるものが限られていることもあり、専門医で相談することをお勧めします。