アトロピン(あとろぴん)|用語集

医療に関する業界の専門用語等、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。内科・小児科等の病院に関する用語について紹介しています。ご自由にお役立て下さい。

アトロピン(あとろぴん)

アトロピン(あとろぴん)とは、ヒヨスチアミンのラセミ体であり抗コリン作用を有する薬物のことです。
副交感神経の作用を抑制し、胃腸管の運動抑制、心拍数の増大などの作用のある物質で、機リン剤中毒等の治療にも用いられ、地下鉄サリン事件では、サリン被害者の治療にも用いられました。

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