南極では本当に風邪を引かない?

更新日2023.07.10

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▼ 風邪の原因となるウイルス

風邪の正式名称は、「風邪症候群」と呼ばれる感染性呼吸器疾患です。
風邪の原因となるウイルス

鼻腔から喉頭までの気道に炎症を起こすことで、気管や気管支、肺に影響を与えます。

炎症を起こす原因の、80~90%はウイルス感染です。

風邪の代表的なウイルスとして、ライノウイルスとコロナウイルスがあります。

ウイルス自体は、他生物の細胞を利用して自己を複製させて感染を拡大させます。

つまり、ウイルスは生物のいない環境では活動することができません。

南極という氷点下の状況で、ウイルスは死滅せずとも、活動はできないものと考えられています。

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▼ 南極で風邪を引く条件とは?

南極で風邪を引く条件とは?

結論から言うと、南極でも風邪を引く可能性はあると言われています。

それは、観測所にウイルスを持ち込んだり、媒体となる人が他に複数いたりする場合です。

ウイルスは寒さに弱いため、南極の空気中には、ウイルスが舞うことはないそうです。

このような状況下においては、仮にウイルスに感染していたとしてもウイルスの活動が鈍いため、風邪のような症状が出ることはないそうです。

南極で風邪を引かないとは言い切れませんが、少なくとも風邪の症状が出ることはなさそうです。