▼ 風邪の原因となるウイルス
鼻腔から喉頭までの気道に炎症を起こすことで、気管や気管支、肺に影響を与えます。
炎症を起こす原因の、80~90%はウイルス感染です。
風邪の代表的なウイルスとして、ライノウイルスとコロナウイルスがあります。
ウイルス自体は、他生物の細胞を利用して自己を複製させて感染を拡大させます。
つまり、ウイルスは生物のいない環境では活動することができません。
南極という氷点下の状況で、ウイルスは死滅せずとも、活動はできないものと考えられています。
▼ 南極で風邪を引く条件とは?
結論から言うと、南極でも風邪を引く可能性はあると言われています。
それは、観測所にウイルスを持ち込んだり、媒体となる人が他に複数いたりする場合です。
ウイルスは寒さに弱いため、南極の空気中には、ウイルスが舞うことはないそうです。
このような状況下においては、仮にウイルスに感染していたとしてもウイルスの活動が鈍いため、風邪のような症状が出ることはないそうです。
南極で風邪を引かないとは言い切れませんが、少なくとも風邪の症状が出ることはなさそうです。