アトロピン(あとろぴん)とは、ヒヨスチアミンのラセミ体であり抗コリン作用を有する薬物のことです。副交感神経の作用を抑制し、胃腸管の運動抑制、心拍数の増大などの作用のある物質で、機リン剤中毒等の治療にも用いられ、地下鉄サリン事件では、サリン被害者の治療にも用いられました。
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