寒暖差アレルギーは、アレルギーの文字が使われておりますが、原因物質のあるアレルギー反応とは異なり自律神経の乱れからくる反応と言われております。
寒暖差アレルギーは医学的には血管運動性鼻炎(けっかんうんどうせいびえん)と言い、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどアレルギーに似た症状が見られます。
風邪との違いは熱が出ないことです。
寒い外から暖房のある部屋に入ったときや、冷えた身体で熱々の鍋をいただいたときなど鼻水が出てくることがありますが、これらは寒暖差アレルギーのうちのひとつとされております。
寒暖差アレルギーの症状は、花粉症のようにくしゃみや鼻水が出てくる症状ではありますが、原因物質がないため、基本的には落ち着いてくれば症状は和らぎます。
どうしても症状が治まらない場合は、温めたタオルなどで鼻周りを温めると鼻水が緩和されることがあります。
寒暖差アレルギーの予防方法は、急激な体温の変化によるところが大きいため、防寒対策や十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事を心がけるなど基本的な身体づくりになります。
また自律神経を乱さないためにも、ストレスをためず適度な運動も心がけましょう。