人の体には、末梢神経をなす「体性神経」と「自律神経」の 2つの神経があります。
体性神経は、寒いとか痛いなど、自らの意思で働く神経です。自律神経は、血圧や体温調整、食べ物の消化など、意志に関係なく働く神経です。
そして自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の 2つに分けることができます。
交感神経は、活動中に働く神経のこと
- 胃腸の働きを抑制
- 血管の収縮
- 呼吸や心臓の動きが速くなる
- 血圧の上昇など
副交感神経は、体を休めているときに働く神経のこと
- 胃腸の働きを促進
- 血管の膨張
- 呼吸や心臓の動きが遅くなる
- 血圧の下降など
交感神経と副交感神経は、対照的な働きを持っており、このバランスが崩れると、精神疾患を発症する恐れがあります。
自律神経が乱れる原因は、以下のことが考えられます。
- 精神的、身体的なストレス
- 自律神経失調症や更年期障害による疾患
- 栄養バランスの悪い食生活
- 寝不足などの不規則な生活リズム
そして、最近の研究結果から、腸から脳へ影響を及ぼす「脳腸相関」があるといわれています。
ビジネスマンに多く見られる過敏性腸症候群は、ストレスが原因と考えられていましたが、最近は腸の不調が原因で、脳にストレスを与えている可能性が示唆されています。
✓ 乳酸菌などの善玉菌が 2割
✓ ウエルシュ菌などの悪玉菌が 1割
✓ どちらにも属さない日和見菌が 7割
(日和見菌が、どちら側につくかで腸内環境の善し悪しが決まります)
腸内環境を良くするためには、善玉菌を増やし、活性化させましょう。
乳酸菌の入ったヨーグルトや、納豆といった発酵食品をしっかり摂ることで善玉菌を増やすことができます。そして大事なことは、善玉菌を活性化させる食物繊維も摂ることにあります。
食物繊維が多いのは、ゴボウや大根などの野菜、ワカメなどの海藻類、キウイ、アボカドなどの果物、大麦などの穀類です。
ただし、1日に必要な量はおよそ 20g以上といわれており、大根を例にすると、1本以上摂らなくてはなりません。栄養素を意識しながら、バランスの良い食事が大切です。
ビフィズス菌BB536は酸や酸素に強いため生き残りやすく、毎日届けるビフィズス菌として最適な存在です。
しかも1日1粒で手軽に腸活できるため、何度も摂取する必要がありません。
※ご購入の際は使用上の注意を確認してください。
自律神経と腸内環境は、密接に関係していることが言えると思います。
腸内環境を整えることも大切ですが、日々の規則正しい生活のリズムもまた大切なことだと言えます。
それでも調子が戻らず、体の活動に異変を感じる場合には、医師に相談することをお勧めします。