知って驚く!インフルエンザにまつわる意外な事実

更新日2024.05.20

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▼ インフルエンザとは

インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症のこと
インフルエンザとは

「インフルエンザ」の病原体はRNAウイルスのインフルエンザウイルスであり、以下の3種類が存在します。

  • A型インフルエンザウイルス
  • B型インフルエンザウイルス
  • C型インフルエンザウイルス

インフルエンザウイルスは、およそ2~3日後に発症することが多いですが、潜伏期間が10日ほどの場合もあります。

そして感染ルートは、主に3つあります。

  • 感染者の粘液が、体内に直接入る場合
  • 感染者のくしゃみや咳が、空気中に飛散し、それを吸い込んでしまう場合
  • 感染者と握手をしたり、ウイルスが付着した物に接触し、体内に侵入する場合

インフルエンザウイルスは、細胞内寄生体なので、細胞外では短時間しか存在できません。お金やドアノブ、つり革や手すりなど人が触れるものでも、ある程度は存在し続けます。

インフルエンザと他のウイルスとの大きな違いは、型の変異がとても早いことです。更に流行する型が、年により変わることも大きな特徴といえます。

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▼ インフルエンザと新型インフルエンザは違う!

インフルエンザと新型インフルエンザは違う

ほとんどの方は、一度インフルエンザにかかると、その原因となったウイルスに対しては、免疫力が高まります。そのため、同じ型のインフルエンザであれば、感染しにくくなります。

しかし新型インフルエンザは、同じ型であっても、遺伝子が突然変異することで、多くの人に感染し、流行してしまうことになります。

インフルエンザの症状は、一般的な風邪の症状と似ているところがありますが、かなり重い症状に見舞われます。

✓ 38℃以上の高熱
✓ 関節痛や筋肉痛などの全身痛
✓ 食欲不振
✓ 全身倦怠感
✓ 呼吸器の異常(咳、鼻水など)
✓ 寒気や頭痛
✓ 嘔吐や下痢

特に免疫力の低い、幼児や高齢者、妊婦、すでに何らかの疾患を抱えている方は、十分に注意する必要があります。

▼ インフルエンザを予防するには?

インフルエンザを予防するには

感染ルートにもあるように、ウイルスが体内に入る場合に発症します。ウイルスが侵入する1番の場所が「口」です。

マスクを正しく着用する方法が一般的ですが、花粉症予防のようなマスクでは、効果が見込めません。インフルエンザウイルスの大きさは、スギ花粉の大きさの300分の1です。マスクを使用するのであれば、微粒子用マスクで予防しましょう。

帰宅後は、手洗いとうがいをしましょう。また、インフルエンザウイルスは乾燥に強いため、加湿器などを使い、適度な湿度を保ちましょう。

基本的には、一般的な風邪の予防と変わりません。日頃から栄養と休養を十分に取り、ウイルスが侵入しにくい身体づくりをしましょう。

▼ もし感染してしまったら?

早めに医者に診てもらうことが良いのですが、動くことも難しい場合は、無理をせず安静にしましょう。また、部屋が乾燥している場合には、加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。そして十分に水分を補給しておきましょう。

少し体調が回復したならば、医者に診てもらいましょう。そして移動の際は、感染を拡大させないよう十分に配慮する必要があります。

インフルエンザを予防するには