診療領域は、内科や皮膚科、呼吸器科など、ほかの診療科と重複することがあります。
アレルギー科で扱われるアレルギーの種類はⅠ型からⅣ型まであります。
一般的なアレルギー症状と言われるのはⅠ型になります。
医療機関で定められている科はそれぞれ34種類です。
アレルギー科 | 外科 | こう門科 | 小児科 | リウマチ科 |
リハビリ科 | 胃腸科 | 眼科 | 気管食道科 | 形成外科 |
呼吸器科 | 呼吸器外科 | 産科及び婦人科 | 産婦人科 | 耳鼻いんこう科 |
循環器科 | 小児科外科 | 小児外科 | 消化器科 | 心臓血管外科 |
心療内科 | 神経科 | 神経内科 | 性病科 | 整形外科 |
精神科 | 内科 | 脳神経外科 | 泌尿器科 | 皮膚科 |
皮膚泌尿器科 | 美容外科 | 放射線科 | 麻酔科 |
アレルギー科は皮膚科、耳鼻科、内科、小児科と併記される場合があるため、症状によって診察してもらう医院を選択してください。
アレルギー症状になる前に、自分が何のアレルギーに反応するかを事前に知っておくことは重要です。アレルギーの原因となるものは数えきれないほど存在します。
食物系 … 乳製品、卵、小麦など
金属系 … 金属製アクセサリー類、時計、歯科金属など
植物系 … スギ、ヒノキ、タンポポなど
動物系 … イヌ、ネコ、ハムスターなど
昆虫系 … ハチ、蝶など
害虫系 … ダニ、ノミ、ハウスダストなど
薬物系 … かぜ薬、胃腸薬、ビタミン剤など
化学物質系 … シャンプー、香水、柔軟剤など
検査には血液検査と皮膚テストがあります。全てを事前に検査すれば良いのですが、それでは相当な検査費がかかります。
一般的なアレルギー項目であるなら、MAST33やView36という血液検査があります。検査項目も多いですし保険適用で3割負担で済みます。またアレルギーは遺伝する可能性があります。身内にアレルギー持ちの方がいる場合は、原因となるアレルギーを特定して受けるのも良いでしょう。