マラリア|用語集

医療に関する業界の専門用語等、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。内科・小児科等の病院に関する用語について紹介しています。ご自由にお役立て下さい。

マラリア

マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。

【マラリアの症状】
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。

感染症内科の関連用語一覧
感染症内科について
【病気】不明熱感染症:敗血症 不明熱
輸入感染症:赤痢 コレラ デング熱 腸チフス マラリア レプトスピラ症 ランブル鞭毛虫 サルモネラ
性行為感染症:HIV 梅毒
流行性感染症:インフルエンザ 麻疹 水痘
MAC(非結核性抗酸菌専門)外来:耐性菌や真菌症 非排菌の結核症 非結核性抗酸菌症 寄生虫症
重症感染症:髄膜炎脳炎や敗血症性ショック 壊死性筋膜炎
ワクチン接種:渡航ワクチン 狂犬病 髄膜炎菌 チフス コレラ 日本脳炎 破傷風 不活化ポリオ A型肝炎 B 型肝炎 肺炎球菌 麻疹 風疹 水痘 おたふくかぜ
夏バテ予防
予防接種ガイド
花粉症(Hay Fever)
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